乳腺外科の保険診療

乳腺外科医とは

従来乳腺疾患の診察は一般外科医が手掛けてきましたが、現在は乳腺外科医が手掛けることが多くなりました。
乳腺外科医を定義するとすれば、日本乳癌学会の認定医、専門医を指すと言えるでしょう。
受診される病院は、日本乳癌学会の認定医、専門医のいる病院が望ましいと思います。
ただしまだその数は多くはありませんので、日本乳癌学会のホームページを参考になさってください。
当院は、「NPO法人乳癌検診精度管理中央機構」より認定された、「マンモグラフィ読影認定医(AS判定)」の医師、「マンモグラフィ撮影認定放射線技師(A判定)」3名、「超音波認定技師(A判定)」1名が在籍しており、施設は「検診施設画像認定施設」として認定されています。

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保険診療の対象となる方とは

●自覚症状がある方
しこり、乳頭分泌、痛み、違和感などの気になる症状がある方は乳腺外科で保険診療対象です。
(まったく自覚症状の無い方は、乳がん検診をお受けください。)
●検診や検査などで、医療機関より精密検査を受けるように勧められた方
[検査内容]
問診・視触診・マンモグラフィ・超音波検査等を行い、必要があれば細胞診や組織診(針生検)なども行います。

検査項目
●乳がん検診と精密検査
マンモグラフィ(乳房X線撮影、デジタル)
超音波検査(エコー検査、デジタル)
乳管造影検査、穿刺吸引細胞診、針生検(組織検査)、VAB(吸引式組織生検)
●手術(局所麻酔)腫瘍摘出、乳腺膿瘍などの外来日帰り手術
●乳がん手術後の定期検診
●治療方針に関するセカンドオピニオン
●男性乳腺疾患
※その他乳腺に関する事は何でもご相談ください。